皮膚の下に袋状の嚢腫ができ、その中に垢(ケラチン)などがたまってしまうものです。よく脂肪の塊と思われている場合がありますが、実際は垢がたまっています。袋の中には垢がどんどんたまっていきますので徐々に大きくなってきます。化膿してしまうと痛みを伴なうこともありますし、破裂してしまうこともあるので、注意が必要です。
粉瘤はどこにでもできます。
顔や背中はもちろん、頭の中や足の裏にできることすらあります。
局所麻酔を行った後、粉瘤部分を傷跡が凸凹しないように、ラグビーボール状に切開し、中の袋を取り除いたのち縫合致します。
手術時間は癒着していなければ概ね20分以内に終了します。
・頭部などの出血しやすい部位
・耳などの複雑な手技を伴う部位
・陰部などで対応しにくい部位
・かなり巨大なもの
については別の病院に紹介する場合があります。
下記のような日常生活への制限があります。
●手術当日
・感染防止の為、手術した部分は洗わないでください。
●手術翌日
・患部はシャワー浴のみでお願い致します。
・シャワー後はご自身でガーゼとテープで保護していただく必要があります。
・2日間は飲酒や激しい運動はお避けください。
10日後に抜糸致しますので、再度ご来院ください。
粉瘤は軽症の場合、抗生物質を内服してコントロールできますが、症状が進行していると切開して、中味(垢)を圧出する必要があります。
この場合、粉瘤の袋をできるだけ除去しますが、残ることがありますので、再発するリスクがあります。
手術料金(保険適応) | 8,800〜16,500円 程度 ※3割負担の場合 |
Q:手術は大変ですか?
A:局所麻酔を行うので術中の痛みはほとんどなく、術後も多くの方は普段通り通勤・通学いただくことが可能です。
Q:粉瘤の手術をしても再発してしまうことはありますか?
A:原則ありませんが、袋を取り残すと再度中に垢がたまり再発してしまいます。そのため当院では切開を行い取り切るようにしています。
ご希望の方は時間内にお越しいただき、ご来院ください。
新規の患者様も診察の予約が可能です。
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