ほくろとは、色素細胞母斑と呼ばれるもので、黒い斑点や盛り上がったものとして生じます。中には毛が生えていることもあります。まれに悪性化して悪性黒色腫(メラノーマ)となることもありますので、正確な診断が必要です。
ダーモスコープによりほぼ診断が可能ですが、生検による組織診断が必要になることもあります。一見、ほくろと思うものにも他のできものであったり、悪性のこともあるので注意が必要です。
ほくろの治療には、レーザー(保険適応外)と手術(保険適応)があります。
明らかに良性であり、平坦なものあるいは盛り上がりが大きくないものはレーザーによる治療が可能です。
悪性を疑う場合、あるいはできている場所によっては手術により切除したほうが綺麗に治る場合があります。
手術(保険による) | 8,800〜16,500円 程度 ※3割負担の場合 |
レーザー(保険外) | 9,900円 1mm大きくなるごとに4,400円追加 |